こんにちは。akira(@akiragraph)です。
2018年にSonyの標準ズームレンズ「FE 24-70mm F2.8 GM」を購入して3年が経ちました。
撮影に出かける時は必ずと言っていいほどこのレンズを持ち歩いていました。少し重いのがネックではあるのですが…
3年間使用していく中でこのレンズがどうだったのか?をレビューしていきたいと思います。
FE 24-70mm F2.8 GM とは
Sonyが2016年に発表したフルサイズEマウントに対応した大三元レンズの1本です。
標準ズームレンズは必ず持っておきたいレンズの1つです。
旅行の時や風景写真の撮影、スナップ、ポートレートなどどんなシチュエーションにも対応できるレンズです。
https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL2470GM/
2021年現在のカメラに当てはめると少し古いレンズのように感じます。
デジカメinfoで噂が出ていましたが、2021年にFE 24-70mm F2.8 GMのリニューアルしたレンズが発表されるという噂もあります。
SONYもレンズが最近のカメラに対応できなくなりつつあるという認識があるのでしょうか?これは嬉しい情報です。
追記(2022年4月2日):2022年の4月中に発表される可能性があると噂サイトで書き込みがありました!これが本当であれば嬉しいですね!
追記(2022年4月23日):2022年の4月27日の23時(日本時間)に発表される可能性があると噂サイトで書き込みがありました!ようやくですね!
https://digicame-info.com/2022/04/fe-24-70mm-f28-gm-ii427.html
画素数的には問題ないのですが、α7RIVの6400万画素だと解像度がギリギリだと聞いています。
現状対応できなくなりつつあるカメラとしてはα7RIVだけでしょうか?
ついに発表されました「Sony FE 24-70mm F2.8 GM II」!!
魅力ポイントをまとめてみましたので是非ご覧ください!
https://www.takeshotstory.com/fe24-70mmf2-8gmii_launched/
私が使用しているα7RIIIでは十分な実力を発揮してくれているレンズではありますが、不満点がないというわけではありません。
他のサイトでも指摘されていることではありますが、後ほど作例写真も交えて解説できたらと思います。
α7RIIIは以下の記事でレビューしておりますのでご覧ください。
https://www.takeshotstory.com/alpha7riii/
https://www.takeshotstory.com/sanfrancisco/
FE 24-70mm F2.8 GMのスペックは以下の通りです。
レンズマウント | ソニー Eマウント |
---|---|
センサーサイズ | 35mmフルサイズ |
焦点距離(mm) | 24-70 |
レンズ構成 (群-枚) | 13-18 |
開放絞り (F値) | 2.8 |
最小絞り (F値) | 22 |
絞り羽根 (枚) | 9 |
円形絞り | ○ |
最短撮影距離 (m) | 0.38 |
最大撮影倍率 (倍) | 0.24 |
フィルター径 (mm) | 82 |
手ブレ補正 | – (ボディ側対応) |
フードタイプ | 花形バヨネット式 |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 87.6 x 136 |
質量 約 (g) | 886 |
手振れ補正が付いていないは嬉しいですね。
手振れ補正をつけると重くなって、光学性能が落ちてしまうというデメリットがあるので望遠レンズ以外はボディ側の手振れ補正で対応しているのが普通でもあります。
サイズは少し大きいように感じますが、一眼レフカメラに比べてミラーレスカメラはサイズが小さいのでちょうどよいサイズ感だと思っています。
886gと少し重いですが、F2.8の標準ズームレンズであればいたし方ないと思います。
ただし、旅行で何時間も歩いている時にずっと首からかけていると肩と首がきつい感じになってしまいます。
82mm径のプロテクターだとこちらがお勧めです!
外観
SONYのGMレンズ全てに言えることですが、高級感があっていいですね。
塗装が良いのでしょうか?
他メーカーのレンズにも真似て欲しい点ですね。
3年間ほど使用しているので結構ボロボロになってきています。
SONYはロゴを必ずレンズに入れていますが、嫌な感じの入れ方ではないです。
G Masterのロゴ好きです。
赤いトレードマークがいいですね。
AF / MF の切り替えが物理ボタンとしてあります。
メーカーによっては物理ボタンがないレンズがありますが、カメラ側でAFとMFを切り替えるのは時間がかかってしまってチャンスを逃してしまうことがあるので必ずほしいボタンです。
α7RIIIに装着してみるとこんな感じです。
フードをつけるとここまで大きくなります。
FE 24-70mm F2.8 GM 作例写真
このレンズでしか撮影できない写真があったと思います。
北海道には似たような標準ズームレンズを持っていったのですが、同じ写真は撮れませんでした。
特にコントラストの部分でSONYのレンズは高いというイメージがあります。
関東に住んでいるので、どうしても富士山を撮影しに行きたくなってしまいます。
最近は全然行けていませんが、また行けたらなと思っています。
滝の撮影をするときには広角レンズを多用してしまうことが多いのですが、あまり近づけない場所に関しては標準ズームレンズが便利です。
F2.8の開放で撮影しました。
開放はソフトな描写になりやすいですが、解像度を高めることはPhotoshopやLightroomなどでできるのでこのくらいの描写だとレンズ自体の味が出るので私は好きです。
ボケも綺麗でいいですね。
ズームレンズはボケ味を犠牲にして解像度を高めるレンズが多いですが、ボケを軽視しないのは嬉しいです。
画角内に太陽などの点光源をいれるとフレアが若干出る可能性がありますがそこまで気になるほどではありません。
コントラスが高いレンズのためLightroomなどの写真編集アプリで編集する際に写真にメリハリがつきやすくなるのでいいレンズだと何度も思ってしまいます。
まとめ
私自身このレンズを購入してよかったと思っています。
ただし、良いところばかりではなく悪いところもあります。Sonyのレンズだけでなくどのメーカーにも言えるところですが完璧なレンズを求めると価格が高く重く、でかいレンズになってしまいます。
どこを伸ばして妥協していくかは各メーカーの開発担当者と企画担当者によってかわってしまいます。
レンズを購入する前段階の情報としては、各ブログやデジカメwatchなどの情報が参考になります。
すごくいいレンズなので、2021年に発表される予定のMark IIに期待しています。
よかった点
・コントラストが高い
コントラストが低いと画像編集アプリで加工する際に求めているコントラストまで高くすることができなかったりします。
ノイズがひどくなり、写真として微妙になりますのでやはりレンズの地力が高いレンズだと加工する段階でできる範囲が広がります。
・ボケ味が綺麗
私はとくにボケが綺麗なレンズが好きなのですが、このレンズはズームレンズの割に綺麗ないのですごくいいと感じています。
・AFが早い
AFが早いので咄嗟にピントを合わせたい時や動物が急にでてきたときでもすぐに対応できます。
私には子供はいませんが、子供を撮影する際にはいいかもしれません。
残念なところ
・価格が高い
SONYの公式サイトで¥275,550となっています。標準ズームレンズのF2.8とはいえ、この価格は高すぎますね。
残念な点を考えると200,000前後ではないかと思います。
・重い
886gと重いので長時間持ち歩くと首や肩が疲れてしまいます。
ただし、標準ズームレンズということを考えるとそこまで大きい残念な点ではありません。あくまで私にとって重いというだけです。
・丸ボケに年輪がでてしまう
ボケ味自体は綺麗なのですが、丸ボケの中に年輪が出てしまう。
玉ねぎボケ、年輪ボケと言い方は人によって違いますが、同じことです。
写真を用意するのを忘れていたので、思い出したあたりで追加できたらいいなと考えています。
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